松隈洋介 (MATSUKUMA, Yosuke)
所属
九州大学大学院工学研究院化学工学部門 准教授
連絡先
- E-mail:ymatsu
chem-eng.kyushu-u.ac.jp
- 〒819-0395 福岡市西区元岡744
- TEL:092-802-2755
- FAX:092-802-2755
所属学会名
化学工学会、混相流学会、日本機械学会、日本エネルギー学会
研究分野
粒子・流体プロセス
研究キーワード
数値流体力学、格子ガスオートマトン法、格子ボルツマン法、多孔質体、二成分・二相流
研究概要
- 化学装置内の流動均一化
触媒や吸着剤は従来粒子形状のものが多く使用されてきましたが、近年これに代わる圧力損失の低いハニカムが注目されています。しかし、ハニカムは低圧力損失であるため、偏流が起こりやすいという欠点があり、それに起因する性能や耐久性の低下などの問題があります。本研究室では、低圧力損失であるハニカムの特長を生かしつつ、格子ボルツマン法を用いた乱流解析により、流動を均一にするための流路形状を自動的に設計する解析手法を提案しています。
- 多孔質体,複雑形状流路内の流動解析
多孔質体などの複雑形状流路内の解析は、固体高分子形燃料電池のガス拡散層などに応用でき、工学的に重要です。等研究室では、このような複雑形状の作成手法とその中の二相流の解析を壁面の濡れ性を考慮して解析しています。
- メタンハイドレート回収システムの構築
日本近海に存在するメタンハイドレート量は、我が国の天然ガス使用量の約100年分に相当するといわれています。本研究室では、メタンハイドレートの回収法として、配管の途中からガスを吹き込むことにより起こる上昇流を利用したガスリフト法を提案し、実験と数値計算により、最適な操作条件、制御方法を検討し、高効率なハイドレート回収システムの構築を目指しています。

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紹介記事
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